旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

今日は少し怖い話を

写真とは全く関係ありませんが。


なんとフランスでは、自動車の部品を自分で交換することができるそうです。
ブレーキとか。
ただでさえ、赤信号で車が止まるとは限らない国なのに
運転手が泊まろうと思ってもブレーキ自分で修理しててそれが不十分だったら・・・。
ということで、保険料は日本よりもかなり高いのではなかろうかと。


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フランスは農業国ですが、農家の人々が日本の農家とはだいぶ印象が違うようで。
かなりアグレッシブでバイオレンスらしい。


農家の生活保障(?)を政府に要求するために商店に放火したりするそうです。
・・・一揆やん!!
日本では200年以上前に終わったような気がする方法ですが
ここフランスでは健在です。
で、たとえば去年とか今年にもあったのかというと
あったそうです・・・。


ただ最近は本気であることを政府に見せ付けるためだけの放火で
大規模なものではないとのこと。
しかし放火は放火・・・。


すごいのは、こういう破壊行為に出ても農家のひとは罰せられないという規則。
裁判もなく、政府はだまってお金を渡すとのこと。
ほんとかよ〜。


それからこれはちらっと聞いただけなのですが
グリーンピースにマグロを取り上げられた漁師が怒って、
相手にモリを打ち込んだとのこと。
重症らしい。
そら重症やろ。
1匹何千万円もするというマグロ。
打ち込むよね、銛。
これを教えてくれた日本人は
「日本人もそれぐらいやったらいいのに」と言ってました。
そこから南アW杯のボディーガードはフランスの漁師にすればいいのでは
という方向に話がずれていったのでした。
陸上でも銛。


フランスの地方の住民はフランスへの帰属意識はあるものの
パリ、中央政府に対する敵意はずっと持ち続けているそうです。


たとえば電車。
日本のJR的な、全国をカバーする鉄道網がちょっと不便。
パリから地方へ行くのは簡単だけど
地方同士の連絡が悪い、および、ない。
ある街からパリへ北上して、逆V字に南下しなければならないとかいうことが
とても多いのです。
地理的な条件で線路や自動車道路を作れないというのもあるけど
中央政府の地方軽視の表れでもあるらしい。


日本でも似たような状況ではあるけど
いかに対処するかで国民性が如実に表れます。
スワデーシー・スワラージー。


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「ジダンはもういない・・・」と仏人をしょんぼりさせたW杯も終わり
お祭り気分明けの月曜日でした。