先日は車で連れて行ってもらったスイスですが
今日は歩いて国境付近まで・・・
と思っていたら、国境をまたぐことができました!!
シャモニからバスで30分ほどでル・トゥールというところまで行き
そこから気持ちの良い丘を2時間登って国境のコル・ド・バルムへ。
ここを目指していたのですが
ここが国境だとは知らなかった。
国境警備隊もいないし、旅券を確認する人もいない。
のどかな普通の山。
なにが国境線なのか、どうやって決めたのか・・・
一応標識がいくつもあって、ちゃんと決まってるってことをアピール。
高い木が全くなくて
視界をさえぎるものがない。
そして草がすっかり秋の色をしていてちょっと切ない。
見渡す限り続く赤い丘。
シーズンオフでリフトも止まっているため
他の登山客もまばらでした。
自分の足音が耳障りなくらい静かで
カウベルの音と鳥の鳴き声と蜂と小川・・・
ってけっこううるさそうね、こう書くと。
スイス国境はイタリア国境と違って
言葉が急に変わるということはありません。
スイス国内で仏語圏、独語圏、伊語圏と別れているため
フランスの近くは仏語のままで通じるのです。
だから看板の色が変わるだけで
書いてあるのはなんとなく仏語っぽい地名です。
このままスイス側へ行ってしまいたかったけど
明日仕事なのでやめました。