5月14日、日帰りトレッキングツアーからスクレに戻ってみると、ホステルのどの階のトイレも流されていない！
嫌な予感。タップをひねるも水が出ない。やっぱりそうか、断水してるんであります。
宿の人に聞くと、スクレ全市が断水中とのこと。ほんとかなー。
料理ができないので今夜は何か買わなきゃ・・・と外へ出ると屋台やレストランは通常通り営業しているではありませんか。
宿の親父め、見え透いた嘘をつきやがって。
と、思いましたが、翌15日にスペイン語の先生に聞いたところ本当に全市が断水していたようです。ただ、みんな慣れているので各家庭や商店にはタンクがひとつ二つあるそうで、実際黒くて巨大なタンクが屋根の上などに置いてあります。
断水の原因は土砂崩れで、上水道が埋められていない部分があるそうで、そこに石などが当たってパイプに穴が開いたそうです。埋めとけよ、水道管。確かにとても大変な作業ではあるけど。
それから18日まで水無し生活。トイレが流せないので断食しようかなとも思ったけど寒くてお腹がすくし、いつもよりやたら肉が食べたい気分。断食は実行せず。
実際は17日にはシャワーが浴びられたようですが、宿の主人のソニアさんは何も言ってくれませんでした・・・。
この人良い人なんだけど、ちょっとこういうところがあるし、なんだか胡散臭いんだよね。笑
ともあれこの度は、水のありがたさが分かり、良い経験になりました。
因みに宿のwi-fiも使えなくて。とてもイライラしたし、宿代割り引いてくれって言おうかと思いました。
