旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

リマ二日目

今日はコンドルズハウスの従業員に教えてもらったリマ市内のフリーウォーキングツアーに参加してみた。
11時集合といったら11時にツアーが始まるものと思っていたが
実際に始まったのは11時40分だった。
うん、南米いい感じ。

グループの中で東洋人は私だけだったけど、日系人の子孫のブラジル人がいた。
彼は日本語は全く話せなかったけど、顔は日系人だった。

ツアーでは、旧市街の主な観光地を外から見て回り、ガイドさんが英語で説明してくれた。
最後にはピスコサワーの試飲つき。
お酒飲めないけどおいしかった。
フリーとは言っているけど、最後にガイドさんにチップを渡す。
いくらかわからないから5ソルにしてみた。
安すぎるかな。
でも、こちらも安く上げるためにこのツアーに参加しているわけだし。
チップって本当に難しい。

ツアーの後、宗教裁判博物館へ。
入場無料、写真撮影自由。
スペインからやってきたキリスト教徒が、現地の人々にどれだけひどいことをしたかが一目で分かるように
蝋人形がおいてある。
写真撮影自由といわれても、ちょっとひどくて撮影できない。
そのくらいひどいことをしたというわけ。
宗教ってなんなのだろう。
ところで、この中で別の観光客に一緒に写真に写ってくれと言われて応じた。
なんでなのか良く分からないけど。

そのあとうろうろしつつサン・クリストバルの丘へ行くバスを探していると
ペルー人のおばさん二人に写真を頼まれる。
二人は私に声をかけてから私が日本人だとわかったらしく、
日本語で「私は日本で働いていました」と言ってきた。
昔日本で働いていたらしく、一人はかなり覚えていた。
もう一人はほとんど忘れたようだった。
二人とも今は結婚して、ニューヨークとパリに住んでいるとのこと。
かっこいいな。
私が二人の写真を撮った後、彼女らが別の人に頼んで、私を含めた三人での写真を撮ってもらった。
日本人そんなに珍しいのか。
いまやペルーに住んでいない二人にとっては、懐かしい日本人の顔なのかも知れない。

二人がサン・クリストバルの丘へのバスを教えてくれて
10ソル払っていってみた。
あからさまな仕切りのしてある道をバスに乗って通り過ぎて橋を渡り
危険だといわれる旧市街のなかでもさらに危険な雰囲気のする地域へ。
とても急な丘に張り付くようにバラックが建っている。
リマの町を見下ろしながらバスはどんどん丘を登る。
ガイドさんが何か説明してくれるけどスペイン語なので全く分からない。
頂上に着くと、下からも見えている巨大な十字架があり、子供がみやげ物を売り、同じような年の子供たちが遊んでおり、
十字架の前には果物などのお供え物のようなものがあり
しばらくすると楽隊が音楽を奏で始めたものだから人々が輪になって踊りだした。
360度リマの町を見渡せて、でもどの方角を見てもごみっぽい灰色。

次のバスが来てわれわれのバスは集合時間となり、バスはまた旧市街へ。

サン・クリストバルの丘へのバスツアー終了後、ふらふら歩いていると
証明写真を撮れそうな写真館があったのでお願いする。
10ソル。
なぜかおまけでB4サイズくらいの写真もつけてくれた。
要らん。

写真館の前からタクシーに乗り、コンドルズハウスに戻り、荷物を回収して同じリマのチェ・レガルトへ。
コンドルズハウスは予約がいっぱいで宿泊の延長ができなかったのだ。
最初は30ソルでチェ・レガルトまでつれてってくれということで交渉成立していたが
渋滞に巻き込まれた上にチェ・レガルトの場所が分かりづらくかなり時間がかかったため
50ソルくれといわれた。確かに30はかわいそうかなと思ったので気持ちよく50支払う。
お疲れさんでした。