旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

海外に行く人は良い人か良くない人か

大変なタイトルですが。笑
フランスに10ヶ月住んでみたときの仏人よりも、南米の旅で出会った仏人の方が良い人が多い気がした私は、花蓮で一緒にワークアウェイをしているチェコ共和国人にその旨飾らず伝えました。
(まあでも、旅先でも仏人むかつくときありましたけどね。イスラエル人もね。)

チェコ共和国人は「仏人に限らずどの国の人でも、外国で会う方が良い人だ」と同意してくれました。
私は同意だと思っていたけど、もしかしたら当然って言われただけなのかも。
みんなある程度その国の代表者だという自覚があるし、少なくとも他の国に出向いて知ってみたいという謙虚な探究心があるからこそ海外にいるわけなので。

でもね、日本人はどう?
海外に行く人、いた人ってちょっと違和感ない?
例えば、ご主人の駐在に着いて行った奥さんって、特に東南アジアだと、凄く高飛車になってしまうらしいのです。(ちょっと違和感どころじゃない。)現地の雇用促進のためにお手伝いさんや料理人、運転手さんを雇うからです。
ご主人はもともと俺様傾向のある人だと思うのです、海外でもやっていけるだろうと会社に思われるわけだから。
子供達も俺様に育ちます。
使用人達にバカにされるわけにはいかないからです。
また、周りの現地の子供とは違う学校に行き、日本にいるよりも良い生活をするからです。
安全の為もあって過保護になるのはわかる。

でも帰ってきて日本社会で上手くいかないんです、ご主人以外は。
そういう友達がいたから知ってるんですけどね。
賢いし良い子なのに偉そうなので、それが原因で日本の学校であまり友達に恵まれず、お嫁にもいけないという。
お母さんは高飛車すぎてご近所から疎まれ子供の友達のお母さん方からも煙たがられる。
お父さんだけは会社で実際に高いポジションにつくので、偉そうにするのも仕事のうちみたいな感じになるのかな。笑
退職後が大変みたいです、娘も妻も自分が家にいることで鬱を病む。笑 えない。

その他にも海外旅行が好きすぎる人、青年海外協力隊にいた人、留学していた人、チャラい英文学部の人、単純に商社に勤務しているだけではあるけれど海外とやり取りのある人・・・。
もちろん全員ではありませんが、こじらせた感じというか、かぶれた感じというか、言ってしまえばウザいところがあります。
私ももちろんその一人なので言えるのですが。

重ねて言いますが全員ではありません。
南米の旅でも素晴らしい帰国子女に出会いました。青年海外協力隊の隊員さんにも出会いました。本当に将来が楽しみな、しっかりしてるのに物腰の柔らかな人でした。

さて、ウザい海外かぶれがなせウザいかと言うと、外国人と交わったからです。
朱に交われば赤くなると言います。
海外でサバイブするためのスキルって国内の日本人には濃すぎる気がします。押しが強かったり、色々盛りすぎだったり、声が大きかったり、尊大だったり、しつこかったり、傍若無人だったり。あ、これ外国人の特徴だったわ。

とにかく、日本人に限っては海外で会うよりも国内の純粋培養された国民に会う方が海外の人にとっては感動要素が多いと思う。で、日本国外で私みたいな日本人に会って「あれ?」って言うね。笑