旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

高雄に着いた (3)

美食大街はフードスタンドは沢山並んでいるのですが、私は座って食べたかったのでウロウロ歩き続けました。他の通りにも行ったのですが、何故かスポーツウエアのお店が多く、台東では簡単に見つかった食堂たちが無いのです。
夜九時近いので閉店してしまったのかも知れません。
ようやく見つけたお店は、インスタントの麺に好きな具を選んで入れるお店でした。
こんな感じ。
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お姉さんが可愛い。
いくらですかと聞くと、具はそれぞれ異なる値段だとのこと。そうだろうね。一食だいたい幾らかを知りたのだけどね。中国語頑張りましょう。
こんな感じで網戸を開けて、自分で手前のボウルに入れます。
ちっさいコーンとか三度豆とか、勝手に増やされた。
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で、三種類あるインスタント麺から一つ選ぶとお姉さんが茹で始め、それを待ちながら左手にトングで食材を持ち、右手にハサミを持って、器用に食材を切っていきます。
それを何故か、大きめのカップにゴミ袋のようにセットされたポリ袋に入れているのです。
…うん?
「冷たいのと熱いのとどちらにします?冷たい方が美味しいかな ❤︎ 」
と言うのでじゃあ冷たい方で、と言ってみました。
歯列矯正も可愛い。
麺が茹で上がると、袋に麺を入れて和えているようです。向こう向いてるから見えないけど。
「辛いの要りますか ❤︎ 」
要りません。
「はい ❤︎」
辛くないソースを袋に入れて振り返って
「ちょっとだけ辛くてもいいですか ❤︎」
あ、はい…。
そう、本当は辛いの好きなんです、私。ただ、本場の辛さにされると良くないと思って、要らないって言ったのです。
見てるとお姉さん、おいおい、今けっこうな量入れたよね?!
袋に空気を含ませて空間を保ちつつ口をねじって閉じて、食材を和える。色んな角度から見る。クルクルと口を開けて、また辛いソース入れとるやんけー!投下する位置を考えて狙って入れてるようです。
で、なんとその袋のまま供されました。
「リャンパイ ❤︎」
え?袋のままで200元?このまま食べるの?
もう一度聞く。多少銭?
「リャンパイ ❤︎」
まじか。
お姉さんの笑顔代込みなの?
でも、袋に対して固まっているのを察してか、紙の箱を見せてくれて、
「これに入れますか ❤︎」
と聞いてくれた。
いや、いい。このまま食べる。
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正直、麺がダメだったな。
他のは美味しかったです。
まあほとんど素材だけなんだけど。
入れたのはブロッコリー、三度豆、キノコ二種類、小さなコーン、糸こんにゃく、もち米となんか黒いのを固めて四角に切ったもの。
キノコ、糸こんにゃく、もち米の食べ物は下味付けたりしてるけど、それ以外は野菜そのものの美味しさだと思います。
そしてちょっと辛かったね、やはり。

それにしても200元って!
後から来たお客さんも130元払ってたから、そんなもんなのかも。
台東で100元未満で食事してたのは何だったんだろう。しかも外れなく美味しかった。

高雄、物価高いのかな。明日から心配だ。