旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

Les sept samouraï

今日は「七人の侍」を見てきました。
映画博物館、みたいなものがあって、2ヶ月間ほど
いろんな国の昔の名作を見よう祭り開催中。


5ユーロ。(26歳以下の価格だった。5ユーロと言われたから払ったんだけど;)


日本でDVDを見るという手もあるけど、私多分なかなか実行に移さないし
やっぱり大画面で見たいよね、と思って。
   (って仏人に言ったら
    「そうそう!西部劇もね、大画面で見ないと意味無いよ!」
    とのことでした。
    この人は七人の侍は3回ほど見ているというつわもの)


12分遅れで始まってまず驚いたのは
音が割れてせりふが聞き取れない。
英語と仏語の字幕があったので、とりあえず英語を見て、
余裕があるとき、聞き取れるときは仏語を見ました。
まさかこんな苦労をしようとは。


それにしてもあの映画は本当にすごい。
そりゃあ世界の監督に影響与えるわ、と、
映画のこと何にも知らないのに超納得。
最初のクレジットの文字からして違うわ。
あと役者の顔がしまってるよね。
古きよき日本人だわ。いまや珍獣だわ。


細かい感想は控えますが
外国人があの映画のどこまで理解して評価してるのか
ちょっと疑問に感じました。


なぜなら笑いのつぼが違うから。


どう考えても泣くところやのに、隣の若造が笑いおった。
英語で友達と話してたから仏人じゃないかもしれないけど。


これは冬に北野武三本立てを見たときも思った。
笑うところじゃない、または
個人的におかしいと思っても
日本人なら「ここで笑うのは恥だ」とわかってるので笑いをこらえるポイントで
平気で笑っちゃうのね。


感情の齟齬はどうしようもないよなああ。


かなりどうでもいいが、今日は3人中2人にタイ人に間違われた。
だいたいニーハオといわれるのに。
(西洋人にとってはアジア人=中国人です)
なぜだか理由がわからなかったが
うちに帰って鏡に映った自分を見ると確かにタイ人っぽかった。
なぜ。