旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

分別サウンド

パリでの話ですが、TVを見ていたら富士ロックの会場が映し出されて
「会場ではたくさんのチラシが配られています。
しかしご覧ください、一枚も紙ごみが落ちていません」
とナレーション。
観客の足元の芝生には確かに何も落ちてない。


ごみの分別の番組で、日本、スペイン、イタリア、フランスの
代表的な地域の取り組みを紹介するものでした。
日本では富士ロックと東京のどこかの市が取り上げられていました。


フランスでも一応分別はするけど
正直誰も気にしてないような・・・。
いや、ゴミ箱が分けられてるはずなんだけど
これとこれは一緒でいいの?
っていうざっくりしたもの。
・紙ごみ
・ビン
・その他
つまり、缶とプラ、生ごみは一緒、さらに割れたビン・皿などもここ。
割れてないビンだけ別。


でもこの割れてないビン入れのゴミ箱が他のと同じようにやたら深いため
普通に捨てても必ず割れる。
パリでは140cmくらいのゴミ箱
シャモニでは深さ3mくらいに地面に掘られた穴にカバーをつけたようなもの。
どうやって回収しているのかは謎。
割れるっちゅうねん。
しかもパリでは一本ずつ、シャモニでもせいぜい2本ずつしか捨てられない。
ふたを開けると日本の駅のゴミ箱みたいに
ビンが入るだけの大きさの穴があいた中蓋がついている。
ビンが割れる音を一日に何回も聞くのは
精神衛生上良くないのではと思ってしまう。


何かの事件か、機嫌が悪い人がいるか・・・といちいちびっくりしちゃう。
未だに。
最初は何事かと思ってきょろきょろしてたけど
周りの人は何食わぬ顔。
こういう神経の持ち主にはなりとうない。


自分でも、レストランのビンで、回収しないものを捨てに行くけど
自分で捨ててるのに音を聞いてぎくっとする(笑)
あれはよくないよ、フランス人・・・。


追記


紙ごみとプラスチックは「リサイカブル」というゴミ箱に入れるようです。
でもやはり生ごみと割れ物は同じです。
ワカラン。