旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

2015/11/13 トイレ考 ふたたび

日本のトイレって本当に素晴らしいですね。
私、日本人で良かったと心から思います。

コロンビアのトイレは、南米ではウルグアイに次いで優れていると思います。
紙は流せないけどね。でもちゃんとトイレットペーパーが設置されています。自分で持ち歩く必要がありません。これは南米を旅してきたものにとっては画期的なことなのです、ウルグアイに次いで。

あ、ブラジル、エクアドルは行ってないのでわかりません。

ハードもさることながら、やはりポイントとなるのは使う人の意識です。
これは教育が大事。どの位教育が行き届いているかはトイレをみればわかるのかも知れません。つまりパリなんか最低ってことになりますね。きゃはは。
いや、パリのようにいろんな国から観光客がくるところの、みんなが使うトイレでは教育程度はわからないですね。
だれも見ていないところでちゃんとできるかっていうのが、本当は一番大事なんだと思います。

や、でも今日言いたかったのは、藪から棒になんですが、美味しいコーヒーを一日に三、四杯飲み、落ち着けるトイレがあれば、便秘になんてならないということに気付いたということなのです。

コロンビアのコーヒーは本当にありがたい。買って帰ろうっと。

2015/11/08 スリナムってなに

本日日曜日、コロンビア人のピチピチギャルと遅い昼食を摂りながら話していて、火曜にドイツ大使館に旅券受け取りに行くから良かったら一緒に来てと言われました。
火曜にはスリナムに行くと言うと、何それという顔をされました。ていうか何それと言われました。
ガイアナとフレンチギアナの間、と言っても納得がいかない顔。

-コロンビア国内じゃなくて他の国に行くんだよ
-でもどこ?
-南米だよ、スリナム
-???
-コロンビアがここで、ベネズエラがあって、ガイアナでしょ?
-あー!(ガイアナまではわかるらしい)
-で、その東がスリナム。ここがフレンチギアナ
-ふーん
-この下は全部ブラジル
-ok, 聞いたことない
-ぎゃふん

以前にブエノスアイレスのマティアスも「この三つは存在しない」って言ってた。
陸続きでもそんなもんなのかな。
ただ彼女が興味ないだけかも知れないけど。
いや、ペルー人の偉そうなおっさんも知らなさそう。知らないと言いたくないから知ってるふりしてる感じしたな、話したとき。

私は地図帳のジャマイカのページを穴のあくほど眺めていた高校時代、同じページに載っているこの3カ国も見ていて、だから知ってたんだけど。

暖かそうだし、楽しみだな。雨かも知れないけど。
まだ航空券買ってないけど。

2015/11/02 サレントからボゴタへ移動/旅の終わりの予感

サレントからまずはアルメニアへ、小一時間、4,000ペソ。
アルメニアからボゴタは45,000ペソ、7時間。
ちょっと辛かったです。
こういう旅を、もう終わりにしなければならないのかも知れません。
たった8時間のバスで根をあげるとは。
31歳の頃は、ポルトガルのリスボンからフランスのシャモニーまで、30時間もバスに乗ったことがあり、そんなに疲れを感じなかったのですが。まあ、あの時は、バスがガラガラだったので一番後ろの席を陣取って寝ていたし、そんなに揺れないというのもあるかも知れません。

もうだいぶ治まったものの、数日前から目にできものができてるし、奥歯もなんだか違和感があるし。
そう言えば昔、母が奥歯が痛いと言っていたな。ちょうど今の私くらいの年齢かも知れない、37歳。いろいろあります、生きてれば。

リターンチケット捨てようと思ってたけど、やっぱりそれで帰ろうかな。

2015/11/01 肩が凝る/コロンビアの医療

一体どうしたことでしょう。
ただの旅人なのに肩が凝るとは。

コロンビアのサレントは非常に寒いです。今19度らしい。今日も午後から雨がざあざあ降っている。

旅人とは言え今日日誰でもパソコンやそれに類するものを持ち歩いていて、2000年にインドに行ったときとは大違い。肩凝りからは逃れられないのかしら。

正直疲れてきています。
11月28日のリターンチケット、捨てて旅を続けようと思ったけど、もしかしたら捨てずにその切符で帰るかも。
往生際は大切です。


ところで今日はイバゲという町でX線技師をしている23歳の若者がやってきました。
コロンビアの医療はかなりレベルが高いイメージがあります。(キューバの方がさらに良いけど。)
でも今は、公立の病院が私立の病院に押され気味で、政府も公立病院の予算かなんかを削減しているらしく、その他にも色々あって医療機関にとっては厳しい状態だそうです。
なにしろお互いに英語が母語ではないし、医療とか政治・経済の言葉なんて難しくて、ちゃんと話すことはできません。残念です。

2015/10/31 ココラ渓谷再び

7:30発のジープで再度トレッキングへ向かいます。

インスタグラムや宿で知り合った人に見せてもらったサレントのココラ渓谷の写真はとても幻想的で水墨画のようでした。インスタグラムなんかは、そのように加工してるのかなと思っていたのですが、行ってみるとほんとに水墨画のようでした・・・。
原則無料の谷なのですが、3,000COPの有料エリアにも行きました。まあ別に、無料エリアだけでも良いかな。
以下の写真は無料エリアで撮ったと思います。 

午前中は晴れ
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午後から必ず雨
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幻想的でした。
ワックスやしはコロンビアの国の木なんだそうです。


2015/10/30 乱痴気騒ぎに便乗

今日は宿でのんびり。
自分の部屋と台所にしか行かなかった。笑

夜中の三時に団体さんが到着、翌朝グラスが四つシンクに残されていたので、多分四名だったのかなと思いますが、こいつら最低でした。

三時なので31日の話ではありますが。

宿の前の道でギターを弾いて歌い始める。
ガヤガヤと話しながら宿に入る。恐らく私の下の部屋。
さらに大音量で音楽をかける。
大声で話す。

私は歳を取ってきていて、いろいろなことが我慢できなくなっています。
日本人の恥ではありますが、ドンドンと床を踏み鳴らしました。一度は音量を下げたものの、何故か再び音量を上げやがりましたので、今度は部屋にあった椅子を床に叩きつけてガンガンと音を立ててやりました。
すると宿のお姉さんが起きてきて、私に注意をしたのです。「今から下に静かにするように言いに行くけど、あなたの態度もアグレッシブよ」と人差し指を刺されました。
「あの人たちがうるさくなければ私だって平和に寝てたわよ」「あの人たちもお金払ってるのよ」は?私も払ってるよ!

彼らは
→金払う、騒ぎたい、騒ぐ
一方の私は
→金払う、寝たい、寝られない

これでフェアだと言えるのか。しかも夜中の三時よ。この宿、居心地良いけど翌朝チェックアウトする事にしました。
このお姉さんは良い人なの知ってるし、騒音を立てた私にも注意しなきゃならないのは分かる。でも人差し指向けたね、こっちに。
腹が立ったのでさようなら。

おバカさんたちは当然お姉さんが注意したぐらいでは静かになりません。ずっと騒ぎ続けていて、私には永遠に思えたけど、恐らく4:30位には彼らも寝静まったと思います。

どうせバカアメリカ人かアホオランダ人だろうと思ってたら、地元コロンビアのしかもあまり遠くない所から来た若者たちだったらしく、二時間ぐらいだけ寝てよそへ行ったそうな。

それにしてもなんで白人っていつも音楽が必要なんだろうか。喋ってるだけでもかなりうるさいけど。

ただ、昨日の人たちの音楽の趣味は良かった。なんていう音楽か知らないけど、頭の悪そうな音痴ロックではありませんでした。

2015/10/29 サレント ココラ渓谷でトレッキング

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サレントの中央広場からこのジープで30分、3,400ペソ(2015/10)で、ココラ渓谷のトレッキングポイントまで連れてってもらいます。
2kmほどなので歩くことも出来るらしいです。

このジープ、屋根が低くみんな猫背で乗り込む必要があり、8人乗りなのに13人とぎゅうぎゅう詰めで辛かった。外の景色は見えません。ぎゅうぎゅう詰めで猫背で屋根が垂れ下がってきてるから。さらに後ろに四人立ち乗りしてます。帰りは助手席に座れたのですが、寝ていたので景色見てません。汗

ここから各自トレッキング開始です。
天候も体調も今ひとつだったので、かなりのろのろと進みました。
ハチドリ(ハミングバード)を放し飼いしている施設があり、そこは入場料5,000ペソ(2015/10)。でも飲み物貰えます。注文したのはこれ。
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チョコラテ・コン・ケソ。
ケソとはチーズのことです。
チョコラテはココア。

チーズ入りのココアだと思うじゃないですか。ところがどっこい、ただ横にチーズを添えただけなんですね。カフェ・コン・レチェはカフェ・オ・レなのに。

ん?なんかこのがっかり感どこかで・・・あ、クスコだ。
チョクロ・コン・ケソという食べ物がありまして。
チョクロとはトウモロコシの実が大きくて色が薄い、味も薄いものなのですが、確かにチーズかけたら美味しいかもっていう思うでしょ。違うのです。やっぱり茹でたチョクロの横にチーズを添えただけ。持ち帰りにしたらビニール袋に一緒に放り込まれるだけ。
コン con の感覚が分からない。

で、ハチドリはこちら。
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ボリビアやペルーでも見ましたが、こんなに近くで見たのは初めてかも。雨でも元気に飛び回っておりました。本当にブーンって音を立ててホバリングするさまには恐怖すら覚えました。

ところで、この施設の入口には以下の看板があります。有料であることをアピールし、西語英語の両方で、使途を説明しています。
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この看板からさらに登ったところに茶屋があり、そこで5,000ペソ払ってコーヒーなどを頂くわけです。
南米は何となく、善意のように見せかけて後でお金を要求することが多い印象なので、この看板には好感が持てました。

さて、頭痛がするし雨も降って来たので今日は一旦退散。
帰りに晴れ間。汗
コロンビアは今、雨期に入ったのだそうです。
だから毎日スッキリ晴れないのか。
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馬の背に荷物を括り付けるの図。
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今日、トレッキング中に知り合ったポーランド人は日本が大好きらしく、なんと今回の5か月の旅にお味噌汁とお抹茶を持参しているらしい!スコットランドで働いていて、そこではこういった日本食材が比較的簡単に手に入るそうです。しかし自分の国の食べ物ではなく日本食材を持参するとは、なかなかコアなポーランド人です。