パリには中華料理店がたくさんあります。
４世代くらい前に移住してきた中国人のお店です。
数年前、中国の食品偽装事件が話題になったころ
このうちのいくつかが韓国料理や日本料理の店に商売を替えたそうです。
どおりで、なんとなく雰囲気の違う寿司屋が日本人のいないエリアにあるわけだ。
「SAKURA」などの看板が黒で、文字の色が薄紫。
ないわー、それはない。
日本人の感覚ではない。
私にその話をするときの仏人はおしなべてこんな感じ↓
「中国人はしたたかだよねー。
知らないから入るでしょ、そしたら店員が中国語話してるの。
やっぱり日本人がやってる店でないとねー、日本食食べに来てるんだから。」
でも日本には日本人がやってる中華料理屋あると思うし。
なんといっても不況の中で一人勝ちなのは王将だし。
王将って中国人がやってるの？
個人的には、日本という国の価値に傷をつけないでいてくれさえすれば
別にいいんじゃないの、と思います、今のところ。
で、今日は友達と中華料理を食べた。
おいしかった。
フランス料理より中華のほうが断然うまいね。
て言うほどフランス料理食べてないけど。
別の仏人が言ってたけど
一、フランス料理は素材をごてごていじりすぎ。もと何だったのかわからない。
一、一品一品の量が少なすぎ（この批判は日本料理にも向けられている）
一、食べ物に対してお皿が大きすぎ、あまったスペースにソースで絵を描く意味がわからない
ということで、この仏人も中華のほうが好きだということです。
しかし自分の国の料理をここまで批判できるのはたいしたものです。
私には無理だなあ。
和食大好きだもんね、子どもの頃から。
腸も長いしね。（引っ張りすぎ）
