母上様
お元気ですか。
夕べ杉の梢に明るく光る星ひとつ、見つけました。
星は見つめます(だっけ?)、母上のようにとても優しく。
私は星に語ります(だっけ?)。
くじけませんよ、男の子です。
寂しくなったらお便りしますね。
いつか、きっと。
一休
昔から思ってたんだけど
お便りするのは
いつかきっと、なのか、寂しくなったら、なのか。
どっちなんでしょうかね。
ま、歌だからいいんだけど。
先日気づいたのは
星を見つけたのは松(待つ)ではなく杉(過ぎ)の梢であるということ。
これを考え合わせると寂しくなってもよほどのことがないと
お便りはせぬのではなかろうか。
ま、歌だからいいんだけど。