旅先に居ります→日本に居ります

海外旅行中、心配して下さる方々への生存確認日記です

花蓮の歩道について

花蓮の街は路駐だらけです。
なんだか凄く歩きにくいな、色々なものを避けなきゃいけないし、時には車道に出なければならない。なぜ?
と思っていたのですが、全ては路駐のせいです。
お店に入ろうにも正面にバイクや車が停めてあって、歩行者は遠回りを余儀なくされます。
店構えによってはお店の存在にすら気づけないこともあります。
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また、自分のお店の前にテーブルと椅子を出して店員さんがくつろいでたりするのもまた良し悪し。
避けようとするとそこにはバイクの列があるので、結局車道に出なければなりません。
梅雨かいなと思うくらい雨の降るこの時期の花蓮。車にぶつかりそうで危ない上に雨に当たるという問題もあります。

南米は路駐あまり見なかったな、そう言えば。
そんなことしたら秒殺で盗まれるからですよ。

オタク気味のエゲレス人から学んだこと

自戒を込めて愚痴ります。
先日一緒に近所の買い物に行ったエゲレスの女の子の態度がやれやれ過ぎて参った。

どこに行きたい?どうしたい?どっちの道に行ってみたい?お腹すいた?ご飯ものと麺類どっちが良い?どの店に行きたい?持ち帰りにしたい?という質問全てに「どっちでもいい、何でもいい」と回答されました。私といて楽しくないのかなと思いました。

ちゃんと言うこと言わないと、相手を不快にするのね。私も時々良かれと思って結果的にこういう反応になってしまっていることがあるかも知れない。
気をつけます。

折しも台北の山に雪が降り、台北在住日本人のブログでは44年振りの寒さと書かれていたような日でありました。
花蓮は雨。
私は前日に買い出しをしており、その日は出掛けなくて良い準備をしていたのです。
だから、その日に観光に行くというお客様(可愛い越南系豪人)にジャケット1枚貸してしまっても平気だったのです。
が、ジャケット貸した後でエゲレス人がスーパーマーケットに行きたい、料理がしたいと言い出しまして。

彼女は一ヶ月ぐらいこの宿にいる予定のお客さんです。期間が長いので、一泊や二泊で去って行くお客様とは別で、我々ワークアウェイヤー部屋に移ってきたのです。その方が友達が出来るよねっていう宿のオーナーの計らいです。

日本で一年英語教師をしていたのに日本語がほとんどわからないみたい。恥ずかしがりだから、わかってても言わないだけかも知れないけど。
持ち物がかなりピンク色でキティちゃん他私の知らないキャラクターグッズ多数、聴く音楽もアニメソングっぽい。とにかく私が知らないから何とも言いようがない。

私は私で日本人だしエゲレス英語分からないしで、なかなか苦労しました。
彼女は二週間ぐらいはこの宿に居るのに、何故にスーパーの場所の一つも知らんのだ。

冷たい雨が降って風もまあまあ強いし、市場に行ってみようとしたけど日曜だからかなんにもないし、何聞いても何でも良いって言われるし、しまいには無言でパン屋さんの前で立ち止まって買物を始めるし。もしかしたら何か言ってくれたのかも知れないけど、前を歩いていた私には聞こえなかったので数メートル進んでしまいました。
気付いてしばらく待ったけど、私はワークアウェイの仕事の時間が迫っているかも知れなかったので、(この日は何時からか言われてなかったので、一応昨日と同じ時間にスタンバイした)パン屋さんでパンを温めてもらうのを待つ彼女に目配せして先に帰ったった。

やっぱりスーパーの場所だけ教えて「行ってらっしゃい!」で良かったのかな。おせっかいだったのかも。

2016/1/13 花蓮に移動、今日からワークアウェイ開始

台北の宿、居心地良過ぎて名残惜しいけど、頑張って電車に乗る。冷房で寒いけど広くて快適!
花蓮は曇り空でしかも何故か駅前を除いて人っ子一人いない。
大統領選挙に向けて、大陸の人にビザを出さない措置を取っているからだそうです。
一緒に働くオーストラリア人の女の子がとても責任感が強くて、若いのにしっかりしている。感じが良い。しかも可愛いときたもんだ。セルフィー撮りまくって彼氏に報告してるのが可愛い!
見た目はアジア人なので最初はどこの人かわからなかったけど、ご両親ともにマレーシアの人なんだそうです。
マレーシアといっても、あの国にはマレー系、インド系、中国系の人々がいるのですが…多分中国系マレーシア人だろうと思う。

2016/1/12 台湾の私鉄にタダで乗れる??

写真は謎の提携引換券。
山陽電車、いすみ鉄道、江ノ電のこれらの乗車券を台湾に持って行くと、何故かそれに応じた乗車券に引き換えてくれるらしい。
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多分使用済みの日本の乗車券を持って行くんだよね?
てことは台湾のは無料で乗れるってことよね?
凄いなあ。どんだけ仲良いねんな。笑
残念ながら私は一つも持ってないです。

2016/1/11 台湾に居ります

昨年12/4帰国、南米にいる時から気になっていた、日本にあるものの断捨離をして、日本寒いので台湾に避寒。
ワークアウェイ一ヶ月ぐらいと観光一ヶ月ぐらいの予定です。
帰ったらさすがに働きます。

2015/11/28 アルビナという町の悲しい歴史

1986年のこと。
スリナムの仏領ギアナとの国境の町アルビナで内戦が起こりました。
原因は当時の大統領(先住民族の人)が側近(アフリカ系の人)と仲違いをしたとか、誤解が起きたとか、そういうことだと言われているけども真相は藪の中。
側近は出身地であるアルビナに逃げ込みますが、政府軍が攻めてきます。アフリカ系住民が応戦し、勝利を収めたかに見えましたが、大統領は地元の先住民族に依頼してアフリカ系住民を徹底的に叩き、逆転してくだんの側近を殺してしまいます。

ここからは眉唾ものですが。
アフリカ系住民が始め優勢だった理由が「不死身だから」。椅子やテーブルなんかの上に乗るなどして地面に触れていないときに銃で撃たないと、当たっても死なないんだそうです。(え?)
先住民族側が逆転出来た理由は「ジャングルのとある葉っぱを口に咥えていると透明人間になれるから」。まじか。透明人間に寝込みを襲われたらひとたまりもない。その葉っぱを口から出したらまた見えるようになるんだそうです。

この話、スリナムの公務員が真面目に語ってました。しかも1986年の話だよ。ついこの間。不思議です。

アルビナには当時の戦車や建物が廃屋となって放置されています。明るい強い日差しに対して、錆びた車体やボロボロになった建物が痛々しい。

そしてここからが本当に怖い話。
なんと今年2015年5月にこの先住民族出身の元大統領が再び大統領の座に返り咲いたのです。当時を知る人はもちろん他の候補に投票したと思うのですが、若い人や、甘い文句に騙された人が彼に投票してしまったらしいです。
そして11月末の時点で国家予算が消えて(本当に消えたらしい。もちろん誰かが自分のものにしたのだろうけど)看護師さんたちはお給料が二、三ヶ月滞ったまま働いているとのこと。教えてくれた人は警察官なのでまだ支払われてるけど。
さらに原油の価格も世界的に下がり、金やボーキサイトも値下がりし、これらの輸出で外貨を稼いでいた同国は危機的状況に。ガソリンの値上げをして国民を苦しめることになっています。


2015/11/18 スリナムに関する箇条書き

・全員小学校で西語を学ぶ
・蘭語、英語、スリナム語の三つは誰でも話せる
・ブラジル人男性が金を探しに週ニ、三百人は入国する
・ブラジルはスリナムより貧富の差が大きいので貧しい人々はスリナムにチャンスを求める
・ブラジル人女性はスリナム人男性が好きなので、やはりある程度入国する
・だからスリナム人女性はブラジル人女性が嫌い
・中国人がやたらお金を持っている
・マフィアらしい、麻薬とか
・多くの企業が新参者である中国人に牛耳られている
・中国人はフレンチギアナとブリティッシュギアナに勢力を伸ばしつつある
・閉鎖的でケチなので嫌われている
・車は日本と同じ左側通行
・だから日本の中古車がたくさん走っている
・お寿司屋さんがたくさんあるけど多分中国人経営